
『共依存』という言葉を聞いた事がありますか?
聞いた事はあるけれど『共依存』って何だろう?

まずは『共依存』についてコトバンクから引用してみました。
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◎共依存
特定の人間関係に依存する状態。
自己の存在意義を認めてもらおうと過剰な献身を繰り返すなどの
行為がみられる。
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自分自身に焦点が向けられていない状態とも言えます。
では、共依存の人には何か特徴があるのでしょうか?
では、共依存の特徴をみていきましょう。
〇自らを犠牲にしてでも相手の世話をしたり助けてあげる。
〇断られる事を恐れ、自分が必要とされている事に安心する。
〇視野や考え方がせまい傾向がある。
〇他人とのコミュニケーションが難しかったりする。
〇求められていないのに相手の問題解決に使命感を抱いてしまう。
〇相手をコントロールしたがる。
〇相手との境界が曖昧。
〇自尊心が低い。
〇自信がない。
〇甘やかしている事と愛情の違いがわからない。
相手との境界が曖昧だということは自分がないがしろになり
自分自身に焦点が向けられていない状態であるということです。
また、共依存も共依存者に依存する人も共通していることは
自分で自分を満たしたり、認めたりすることが苦手だということです。
夫婦の共依存、親子の共依存、姉弟の共依存、恋人同士の共依存など
『共依存』から脱する方法はあるのでしょうか?
大切な事はまず自分が共依存かもしれないということに気づくことです。
〇共依存であるということを受け入れる。
〇精神的に自立をする。
〇自分の気持ちや思いを主張できるようになる。
〇一人で過ごす時間や一人で出かける時間を作る。
またカウンセラーなどの専門家に関与してもらうことも
共依存を克服していく1つの方法でもあります。
信頼できるカウンセラーに相談することで共依存を克服しましょう。

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