良い人でいなければいけない理由は何ですか?

誰からも好かれる人。

とってもいい人。

 

 

でも、その笑顔は心からの笑顔ですか?

 

 

それはあなたの望んでいる事ですか?

 

 

あなたがとっている行動や、あなたの発する言葉が
あなたの望んでいる通りなら心が満たされているはずです。

 

でも、そうでない場合、自分の心の声を無視して違う事を言っていたり
思っている事と反対の行動をとってしまっているのであれば。

 

例えば、『何食べる?』と言われて、本当はパスタが食べたいのに『何でもいいよ~』と言っていたり『どれがいい?』と目の前に出されたものの中に1番に欲しいものがあるのに『残ったのでいいよ』と遠慮する。

 

『今度の旅行はどこに行く?』と聞かれ、行きたい場所があったけれど
『今回は九州に行かない?』と誰かが提案したら『いいね~そこでいいよ』と
相手に合わせてしまう。

 

そんな事の繰り返しをしていることで、心の奥深くでは矛盾との葛藤がおこります。

 

 

本当はパスタが食べたかったのに。

あれが欲しかった。

北海道に行ってみたかった。

 

 

何度も繰り返される矛盾との葛藤で自分の本当に望んでいる事や
自分が本当にやりたい事がやれないどころか、自分が何を望んでいるのかすら
わからなくなってしまいます。

 

 

良い人でいなければいけない理由は?

 

 

何故、自分の本当にやりたい事や望んでいる事をせずに
良い人でいなければいけないのでしょうか?

 

 

良い人でいたい=みんなから好かれたい。

 

その心の奥には『嫌われたくない』という恐怖が隠されていないでしょうか? 

 

 

その心の奥には『認められたい』という強い思いが隠されていないでしょうか?

その心の奥には『愛されたい』という切ない思いが隠されていないでしょうか?

その心の奥は『自分の存在価値』をみいだしたいと思っていませんか?

 

 

隠された心の内

 

 

子供の頃の両親との関係がその後の人生の人間関係や考え方、思考に大きな影響を
及ぼします。

 

 

親からの愛情が足りなかったことで、大人になってからもいつも

『足りない』、『不足』、『欠けている』という事に意識が向いてしまったり

ポッカリ空いた自分の心を埋めようと必要以上に何かを求めてしまう。

 

常に頑張って良い子でいる事で親から認めてもらおうとしてきた子供は
大人になってからも人から認められたく、良い人を演じてしまう。

親から嫌われるという事は子供にとっては生きていけないほどの恐怖であり
 不安であるので、親の顔色をうかがって育ってきた子供は認められるよう、
愛されるよう、自分の存在価値をわかってもらえるよう努力しなければならない。

そんな環境や状況の中で成長した子供は大人になっても、その思いや感情を
引きずって生きているので、良い人でいることで嫌われないよう、
認められるよう、愛されるように努力して良い人を演じてしまう。

 
 

 

そこに存在しているだけで本当は十分に価値のある事だと気づいてください。

誰かの為にあなたが我慢しなくても大丈夫、

誰かの為にならなくても誰かは自分でやれるから大丈夫、

誰かの為に合わせることなく自分の思ったことを言っても大丈夫、

誰かに愛されるために頑張るより、あなたがまず自分を愛してあげること。

無理に良い人を演じなくても、あなたが心から笑った時に
その笑顔に救われる人がいる。

 

 

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